日 時 2023年1月16日(月)13:00~17:15
会 場 Zoomを用いたオンライン配信
プログラム
司会:青木 孝司 氏((株)デンソー)
13:00~13:05 はじめに 担当事業委員
司会:岡松 隆裕 氏(横浜ゴム(株))
13:05~14:05 「LCAの基礎と動向」
(一社)日本LCA推進機構 稲葉 敦 氏
カーボンニュートラリティを達成するためには、LCAを用いた製品及び組織のGHGの排出量の算定が欠かせない。本講演では、LCAの基本的な実施方法及びLCAでの比較の考え方を紹介する。さらにその応用として、LCAでのリサイクルの取り扱い方、削減貢献量の算定方法を解説し、今開発中のISO14068(カーボンニュートラリティ)の動向を示す。
司会:加納 義久 氏(古河電気工業(株))
14:05~15:05 「カーボンニュートラルで必須となるプラスチックの高度マテリアルリサイクル」
福岡大学 工学部 八尾 滋 氏
プラスチックの生産に用いられる石油の量は、全体の5%以下である。即ち、大半の石油はエネルギー源として単純に消費されている。カーボンニュートラルはこの課題解決を目指したものであるが、達成された場合プラスチックの原材料が枯渇し、生産がおぼつかなくなる。この課題解決にはプラスチックの高度マテリアルリサイクルが不可欠である。講演ではこの課題の解決に向けた新規プロセス研究について述べる。
15:05~15:15 休憩
司会:舘 秀樹 氏(大阪産業技術研究所)
15:15~16:15 「豊田合成のカーボンニュートラル達成に向けた取り組み」
豊田合成(株) 内田 均 氏
カーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミーを目的に豊田合成ではリサイクル材料やバイオ素材を活用した樹脂、ゴム材料を開発しています。自動車部品への適用において、上記材料や、バイオ素材のCNF材料の課題、最近の研究成果とその応用例についてご紹介いたします。
司会:青木 孝司氏((株)デンソー)
16:15~17:15 「スリーボンドの商品開発を通じたカーボンニュートラルへの取り組み」
(株)スリーボンド 研究開発本部 渡辺 陽介 氏
スリーボンドでは様々な接着剤を取り扱っておりますが、その多くは硬化時にエネルギー(加熱等)が必要であったり、接着剤自体も石油由来の原材料で構成されていることから、カーボンニュートラルに寄与できる接着剤の開発が急務となっております。今回は弊社の環境に対する取り組みの中から ①硬化時に熱エネルギーを必要としない二液硬化型の接着剤 ②バイオマス由来の原料を使用した接着剤 についてご紹介いたします。
参 加 費 当会正会員は無論のこと法人会員企業に所属されている方は全て会員参加費としてお取り扱い致します。
会 員 20,000円 (消費税含)
非 会 員 30,000円 (消費税含)
優待券使用 10,000円 (消費税含)
(優待券ご利用の場合は、別途事務局まで優待券を郵送して下さい。優待券は法人会員にすでに配布しております)
定 員 90名(先着順)
申込締切日 2023年1月12日(木)
入金方法 参加費はクレジットカードまたは下記銀行にお振込下さい。
振込先: 三菱UFJ銀行難波支店
口座番号 普通 3790895
口座名義 日本接着学会事業委員会
*振込手数料につきましては貴社にてご負担下さいますようお願い致します。
*一度ご入金された参加費は返金いたしかねますので、あらかじめご了承下さい。
なお、領収書は振込受領書をもってかえさせて頂きます。
クレジットカードでお支払いの場合いはオンラインから領収書が発行出来ます。
連 絡 先 一般社団法人日本接着学会 セミナー係
〒556-0011 大阪市浪速区難波中3丁目9番地1(難波ビルディング)
TEL 06-6634-8866 FAX 06-6634-8867 E-mail info-hnb@adhesion.or.jp