2022年度 第2回ORセミナー

開催日2022年10月15日(土)
参加申込期間2022年08月19日(金)~10月11日(火)
会場Zoom によるオンライン開催
会場住所
参加費
会員
正会員
5,000円
正会員(シニア)
5,000円
正会員(特別会員)
5,000円
学生会員
1,000円
非会員
賛助会員
5,000円
協賛学会員
5,000円
一般
20,000円
学生
1,500円
参加申込は終了いたしました。

2022年度 第2回ORセミナー『Python ではじめる数理最適化 〜ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう〜』

開催趣旨

近年、AIやDXブームの1つの成果として数理最適化技術を利用したサービスが目につくようになりました。本セミナーは2021年9月にオーム社から出版された「Pythonではじめる数理最適化〜ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう〜」を教材としたセミナーです。本セミナーでは書籍で語られていない補足事項や発展的な内容も取り入れて解説をします。数理最適化をかじってみたいという初学者から、数理最適化技術を使ってシステムを組むことを目指す実務家までを対象にします。

開催日

2022年10月15日 11:00~17:00

コーディネーター

株式会社構造計画研究所 山田裕通

定員

190名(Zoomによるオンライン開催)

プログラム

時間セッション名講師
11:00 – 11:10開会の挨拶(株)エルデシュ 岩永二郎
11:00 – 11:50セッション1 「数理最適化チュートリアル(2章)」(株)エルデシュ 岩永二郎
13:00 – 13:50セッション2 「数理最適化モジュールの設計とコーディング(2章)」(株)エルデシュ 岩永二郎
14:00 – 14:50セッション3 「数理最適化 API の開発と学ぶ意義(6章)」(株)ディー・エヌ・エー 田中一樹
15:00 – 15:50セッション4 「数理最適化のマーケティング施策への応用(4章)」(株)リクルート 西村直樹
16:00 – 16:50セッション5 「MIP モデルの表現力と効率を上げるテクニック(5章)」ALGORITHMIC NITROUS (株)石原響太
16:50 – 17:00閉会の挨拶 、アンケート記入(株)エルデシュ 岩永二郎

プログラムの詳細

11:10〜11:50 セッション1 「数理最適化チュートリアル(2章)」
講師: 株式会社エルデシュ 岩永二郎
概要: 数理最適化技術には、数理モデリングとアルゴリズムを用いて問題を解く2つのフェーズを持ちます。近年、Pythonライブラリの発展のおかげで、数理モデリングには数理最適化パッケージPuLPを、問題を解く部分はソルバーCBCなどを用いることができます。本セッションでは数理最適化問題がどのような仕組みで解かれているかを概説するとともに、チュートリアルとして本書2章の生産計画問題を扱います。

13:00〜13:50 セッション2  「数理最適化モジュールの設計とコーディング(2章)」
講師: 株式会社エルデシュ 岩永二郎
概要: 数理最適化技術を利用したシステムを実装する際にエンジニアリングは1つの障壁となります。いざ、システムを組むとなるとどのように設計してコーディングすればよいか悩む人は多いことでしょう。本セッションでは数理最適化特有のシステム開発に注目して、何に注意して設計を行い、どのようにコーディングしていけばよいか1つの例を紹介します。本書2章では触れられていない発展的な内容になります。

14:00〜14:50 セッション3 「数理最適化APIの開発と学ぶ意義(6章)」
講師: 株式会社ディー・エヌ・エー 田中一樹
概要: 実装した数理最適化プログラムを現場に使ってもらうためにはどうすべきでしょうか。コンソールの黒い画面でコマンドを実行してもらうことは難しいでしょう。また、数理最適化プログラムだけではシステムへの導入もできません。開発したプログラムはシステム導入され、継続的に使ってもらうことで価値を生みます。本セッションでは、現場でブラウザ画面から数理最適化アプリを触ってもらうことを目標に、数理最適化APIとWebアプリケーションのプロトタイプ開発を行います。本書6章「数理最適化APIとWebアプリケーションの開発」を扱います。

15:00〜15:50 セッション4  「数理最適化のマーケティング施策への応用(4章)」
講師: 株式会社リクルート 西村直樹
概要: 実問題を数理最適化問題としてモデリングする方法は複数考えられ、モデリングの仕方により解きやすさが大きく変わる場合があります。本セッションでは、割引クーポンキャンペーン問題を題材に、解きやすい数理最適化問題へモデリングするためのポイント、数理モデルによる施策効果の最大化、偏りの調整、投資対効果の評価方法の一例を紹介します。本書4章「割引クーポンキャンペーンの効果最大化」を扱います。

16:00〜16:50 セッション5  「MIPモデルの表現力と効率を上げるテクニック(5章)」
講師: ALGORITHMIC NITROUS 株式会社 石原響太
概要: MIPモデルは初学者が想像する以上に幅広い範囲の問題を表現できますが、複雑な問題を定式化して求解効率を改善するために小さな工夫が必要になります。本セッションでは複雑な問題に取り組むためのテクニックとして、
①補助的な変数を利用することで複雑な問題を表現する方法、 ②定式化上の工夫によって計算効率を改善する方法
を紹介します。本書5章「輸送車両の配送計画」を扱います。

参考図書

岩永 二郎 著、石原 響太 著、西村 直樹 著、田中 一樹 著『Pythonではじめる数理最適化 ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう』 定価: 3,080円 (本体2,800円+税) ISBN: 978-4-274-22735-6 発行元 オーム社 https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227356/

※セミナー主催者における書籍の提供および販売は行っておりません.

参加申込および支払締切

2022年10月3日(月)

参加費(電子テキスト代込み)

  • 正・賛助会員(協賛学会員を含む) 5,000円
  • 学生会員 1,000円
  • 非会員 20,000円
  • 学生非会員 1,500円

※セミナー参加費は,会員区分に関わらず「課税(税込)」です.
※参加費の返金には応じられない旨,ご了承ください.
※紙テキストのご希望には応じられない旨,ご了承ください.

お支払い方法

  • クレジットカード払い
  • コンビニ払い
  • 銀行振込

申込方法

  • 本サイトよりお申込み下さい.
  • 申込用のマイページを開設することで参加申込完了となります(マイページ開設後に参加費をお支払いください).
  • システム上,賛助会員の方のお申込みは「参加申込(非会員の方)」からとなります.ご了承願います.
  • 協賛学会員の方のお申込みも「参加申込(非会員の方)」からとなります.

領収書の発行

  • 決済完了後に申込マイページ内で電子版の領収書(PDF形式)を発行できます.
    • 銀行振込の場合は,事務局で決済を確認してから領収書の発行が可能になります.そのため,お振り込み頂いてから領収書を発行できるようになるまで数日掛かる場合があります.ご了承ください.
  • そのほかの形式の領収書の発行を希望される場合はOR学会事務局<jimukyoku◎m.orsj.org>までお問い合わせください(◎をアットマーク@に変換してください).

協賛学会(予定)

日本経営工学会(JIMA),日本品質管理学会(JSQC),日本信頼性学会(REAJ),研究・イノベーション学会(Jsrpim),日本設備管理学会(SOPE-J),経営情報学会(JASMIN),プロジェクトマネジメント学会(SPM)

問合せ窓口

  • E-mail: or-seminar◎m.orsj.org (◎をアットマーク@に変換してください)